株式会社大昌工芸

Works 施工実績

日本のトレンド発信地に進出した、伝統を守り進化を続けるジャパンメイドの革靴専門店

スコッチグレイン 表参道店

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オープン

2024年3月15日㈮

所在地

東京都港区北青山3-5-17
北青山ビル 1階

クライアント

株式会社ヒロカワ製靴
https://scotchgrain.co.jp/

デザイン・設計&制作・施工

大昌工芸株式会社 東京本部

事例概要

日本のトレンド発信地として、ファッション&カルチャーの最先端を行く“青山・表参道エリア”。世界的ブランドの旗艦店も立ち並ぶこのエリアに、ジャパンメイドを誇る『スコッチグレイン』が初進出しました。 世界各国から買い付けた上質な皮革を、長年愛用できるグッドイヤーウェルト製法で、卓越した技術を持つ日本の職人が日本人の足形に合う木型でつくる本格革靴。表参道店では新たに、エリアの特性に合わせたカジュアルラインも展開。 妥協を許さない『スコッチグレイン』の伝統と進化を表現するべく、銀座本店を始めとした既存店舗の集大成として空間づくりにこだわりました。

デザイン・設計のポイント:修理相談用カウンター&スツールエリア

長く大切に愛用してもらいたいという想いに基づき、『スコッチグレイン』は専門の修理工場やリペアストアを展開して、革靴愛用者を日々サポートしています。店舗デザインにおいても、その部分の仕掛けづくりが欠かせない要素でした。 そうしてデザインした仕掛けが、訪れたお客様ひとりひとりに対して丁寧で誠実な接客ができる、修理相談用カウンターとスツールエリアです。 お客様の足に合う靴の提案やメンテナンスにかかわる細やかな説明など、経験豊富なスタッフの接客をより充実させる仕掛けです。 併せて、『スコッチグレイン』がこだわる素材と技術をお客様に感じてもらうために、数多く取り揃えたソールや工場内のモノクロ写真も展示しています。

制作・施工のポイント:カジュアルさと経年変化の味わいを表現した什器

表参道店は、入り口から見て右側にハイエンドモデルを、左側にカジュアルラインを配置するレイアウトになっています。既存店から続く木目調主体のスタイルで上質さと重厚感を演出しながら、それぞれで別々のアプローチを試みました。 カジュアルラインの展示には、モダンなイメージの強い金属什器を採用していますが、塗料を付着させた上からこするという加工を施すことで、使い古した感を強調しました。これにより、革靴の“経年変化=エイジング”が生み出す味わいも表現しています。 対するハイエンドモデルは、天然石を採用した壁面什器に展示しています。こちらは一枚物のガラスで棚を形成しており、革靴ひとつひとつの品質と存在感を強調させています。

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